東日本大震災 追悼の言葉
2011年3月11日
私はそのとき、ラジオもつけず車を道端に停めて仕事の書類を整理していました。
その後事務所に戻ると、テレビの前で呆然と立ち尽くす社員たち。
何事かと思いテレビを見ると、そこにはまるで映画で見るような光景が映しだされていました。
その日、会社に募金箱を設置し、親族から支援物資を集めました。
何をしても何も変えられない自分が惨めでした。
あのときほど自分の無力感を感じたことはありません。
それからずっと、常に強い自分を求め続けました。
何かが起こったとき、そのときの自分が何かを変えれる人物であるために。
全力で生きていることが、誰かに必要とされるために。
その生き方を知った、2年前の今日。
ずっと忘れません。
3月12日を迎えることができなかった、すべての人たちへ。
代表取締役社長 近藤洋祐